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概要

1975年4月 シングル盤で発売 同時発売のアルバム「ソングス」の2曲目に収録されています。
作詞/伊藤銀次 作曲/山下達郎

歴史

シュガーベイブは山下達郎、大貫妙子が在籍したバンドで、今では伝説的バンドとしてたいへん
有名になっています。
そのシュガーベイブが1枚だけ残したシングルが「DOWN TOWN」で、アルバムは「ソングス」1枚だけです。

当時、これほどにサウンド志向の歌は存在していないこともあって、ほとんど売れませんでした。まだこのようにポップな歌に、みんなが付いていけなかったのです。
その頃のヒット曲を調べると「サボテンの花」(チューリップ)、「22才の別れ」(風)だった
ので、曲調の違いははっきりとわかります。
そのため、1976年に解散してしまいました。

特徴

イントロのギターの響きが衝撃的で、これは発明と言っていいと思います。
それから、ドラムが終始なにやら複雑な音を出すことで尋常ならざるビート感を出しています。
歌は、聴こえてくる歌詞が「土曜日の夜」「街」「恋」「ダウンタウンへ繰り出そう」くらいで
あとはほとんど僕の耳には入って来ません。(僕の聴き方がおかしいかもしれませんが)
歌詞が重視されていた時代だったことを考えると、シュガーベイブが真逆のことを勇敢にもやって
いたと僕には思えます。

この曲(アルバム全般)は、かの大瀧詠一がエンジニアリングをしていた事も大きいのでは
ないかと思います。
はっぴいえんどの録音でアメリカに行った時に、録音のエンジニアリング技術を見てきた経験を
生かしているらしいです。
これは個人的な感想ですが、演奏が歌の後ろではなく同じところにいて、時に歌より前に出てくる
感じがします。
それが強いビート感、リズム感を作っているように思えます。

何と言っても特筆すべきは、山下達郎の作曲したメロディーが軽やかに日本語を乗っていることです。
楽譜を見ると「メジャーセブンコード」を全体の半分くらい使って、軽くて走るメロディーラインを作っています。
それを唄う山下達郎の歌唱力も群を抜いて素晴らしいです。


この歌の歌詞は伊藤銀次が作っていますがが、彼も短い期間だったがシュガーベイブに所属していました。
詞の内容は見事なシティポップスで、フォークソングの時代にこのような歌詞を書いたのは、根っからのポップミュージック好きだったことと、持って生まれた才能があったからだと思います。
山下達郎と伊藤銀次は1976年3月に大滝詠一が主導してリリースされた、「ナイアガラ トライアングル Vol.1」で一緒にやってます。このアルバムには、山下達郎が作詞・作曲した名曲「パレード」が収録されていることで有名です。

その後

1980年に女性歌手のエポが、フジテレビの「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマ
として唄い、番組の人気も手伝ってこの曲は一気にメジャーになりました。
その頃は山下達郎自身の人気も急上昇していた事もあって、この曲はJポップの名曲になったと思います。
(敬称は略しました)

シュガーベイブ 「ソングス」(Amazon)

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