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姫路市から少し西にある、新舞子浜に沈む夕陽を見に行ってみました。新舞子浜の夕陽が美しいことを最近になって知ったからです。天気が午後からちょうど晴れて来ていたので、期待が持てそうでした。

初めに姫路駅からJR山陽本線で四つ目の竜野駅まで行きました。
電車が黄色になって、瀬戸内の旅らしくなってきました。

竜野駅

ここからたつの市のコミュニティバスで新舞子浜に行きました。
バス停は駅前にあり、1日に9本が新舞子浜に行っていました。
よくわからないので終点の「新舞子」まで行きましたが、そこは海岸から上にあがった山の途中にあるホテルの玄関でした。仕方がないので、下り坂を歩いて海岸に降りました。道沿いにはリゾートホテルなどもありました。
海岸まで降りてから、夕陽が良く見えそうな場所を探すために海を見ながら歩きました。この時は4時くらいであと1時間ぐらいで日が沈む時間ででした。
瀬戸内海らしく沖に島を見ることもできました。

新舞子浜

海岸沿いを歩いていると、一段高い所に客席を設けたカフェレストランがありました。夕陽を待っていると思われる複数のカップルが座っていました。

海岸沿いのカフェレストラン

さらに歩いていきましたが、どうもさっきのカフェレストランがよさそうだと判断して、その店の入口を探しました。入口は海の反対側から回り込むような場所にありました。
店の名前は「ペリペリ」といいました。

ペリペリ

店はラテン音楽が流れていて、どうやら南米の海岸にあるレストランをイメージした店づくりをしているようでした。

ペリペリの客席

席を案内してくれたのは大学生みたいな青年でした。席に座ると日没が少し始まりかけていました。
そして、このカフェレストランは砂浜のすぐ横にある絶好の場所だと改めてわかりました。

客席から見た新舞子浜

さっきの青年が水とメニューを持って来て注文を取りにきました。メニューに「カパオライス」という初めて見る料理があったので、それとアイスコーヒーのセットを注文しました。
先にアイスコーヒーを持って来てもらって海の様子を見ることにしました。

客席の下はすぐ海でした

「カパオライス」をさっきと違う同じ年頃の青年が持って来ました。
卵の下に香辛料を使って炒めたひき肉が入っていて、それは初めて食べる味でしたがとても美味しかったです。横のサラダもシャキシャキしていました。
後で調べたら「カパオライス」はタイの料理らしいです。

カパオライス

食べ終わった頃からだんだん太陽が海に近づいていきました。
この段階で海の色が黄金色に代わり、この景色は兵庫県だけでなく日本の後世に残したい美しい景色だと思いました。
瀬戸内海の小さな島も浮かんでいて、詩的な風情が溢れていました。
昭和時代のヒット曲「瀬戸の花嫁」の冒頭にある「瀬戸は日暮れて 夕波小波」という歌詞が頭に浮かんできました。(しかし、古いなあと自分でも笑ってしまいました)

落陽の始まりです

近くの席にいるカップル達もおしゃべりをやめて、海の方に視線を向けているようでした。
そして、本当にきれいな落陽が始まりました。
海と夕焼けの色5分単位でどんどん変化していきました。こんなにきれいな夕焼けを見たのは本当に久し振りでした。素直に感動しました。

瀬戸内海を見る時、その景色が初めて見る景色でも、なぜか僕にはいつも懐かしく見えるのです。今回もそうでした。
もしかしたら2000年前くらいの先祖は、この様な島々の中で暮らしていた人達かもしれないと毎回思ってしまいます。その先祖の遺伝子が、自分にそのように思わせている気がします。

満足して店を出る時、店は青年二人でやっていることがわかりました。
そして、二人がとてもさわやかにあいさつしてくれたので、とてもいい気持ちになりました。
来てみて良かったと心から思いました。



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