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城下町・大垣を散策していたら、江戸時代から続く和菓子店を三つ見つけましたので、紹介したいと思います。

金蝶園総本家

この店の名物は「金蝶園饅頭」です。

金蝶園饅頭

薄い皮に包まれたこし餡は、やや甘めでしたがさっぱりしていました。皮は薄いけどなんとなく酒種の香りがして、まんじゅうと言ってもなかなか上品なな味でした。
市内を中心に何店舗か店があるようで、僕は本店と駅前の店を見つけました。散策の途中で工場も発見しましたので、かなり繫盛していることがわかりました。
前回のブログで紹介した「名水大手いこ井の泉」のとなりにあるのが本店だと思います。
ホームページによると、1798年の創業でこの饅頭は1855年に二代目が作ったそうです。

金蝶園総本家・本店

小さな屋台のような中に水槽があって、最後に紹介する水まんじゅうを売ってます。

店の前にこのような看板がありました。

一子相伝という言い方にしびれました。
確かに饅頭にしては、たいへんに繊細な味でした。
皮は時間の経過とともに固くなるので、焼いたり揚げたりして食べても美味しいとホームページで紹介されていました。

御菓子・つちや

この店の名物は「柿羊羹」です。

柿羊羹

写真はスライスしたものを個別に包装して販売している柿羊羹です。食べると素朴な柿の風味がなんとも美味しかったです。お土産用に他の柿のお菓子との詰め合わせもありました。羊羹なので長いものを一本単位でも売っています。
こちらの店は創業が1755年だそうです。柿羊羹は四代目の人が岐阜県特産の「堂上蜂屋柿」を利用することに成功して製品になったとホームページで紹介されていました。
こちらの店も大垣近郊にいくつか店があるようですが、本店の店構えがすごかったです。

御菓子・つちや本店

真ん中の高い屋根の下には、柿の彫刻がはまっているように僕には見えました。
もう一つ「延寿柿」(えんじゅがき)というお菓子を買いました。
柿羊羹に白餡を混ぜた練りを柿の形に成形して、表面を乾かしたものだと店員さんが説明してくれました。食べると、このお菓子も後から柿の味が口の中に広がってなんとも美味しかったです。

田中屋せんべい総本家

この店の名物は「みそ入大垣せんべい」です。

みそ入大垣せんべい

みそ味はあまり強くなく、硬さも思っていたほどではなくて、とても食べやすくて美味しかったです。店の右側の作業するスペースに一枚づつ手焼きする型が見えました。たい焼きの一丁焼きのような型でした。(上の写真のビニール包装のイラストをみて下さい。)
この店も大垣周辺の商業施設の中にそれぞれ販売店があることが、ホームページで紹介されていました。
そして、やっぱり店構えに伝統を感じました。

ホームページによると、創業は1859年だそうです。
みそ入大垣せんべいにキャラメルペーストを塗った「まつほ」というせんべいも販売していました。伝統だけでなく、新しい味を求めていることがわかりました。

大垣の夏の名物「水まんじゅう」

大垣で夏の和菓子として有名なのが「水まんじゅう」です。どの和菓子屋でも販売しているみたいでした。写真は駅前の「金蝶園総本家」で買ったものです。

水まんじゅう

水まんじゅうに付いていた説明書から抜粋します。
「水都大垣で明治時代の初期から作られていて、冷蔵庫の無い時代に、井戸舟の中、冷たい地下水で冷やされた水まんじゅうは暑い夏のおやつとして大垣市民に愛されてきました。」と書かれてます。
天気が良い日は店頭に置かれた水槽の中で冷やして販売するそうです。
食べると、つるんとノドを通っていって、とても美味しかったです。甘さは控えめでした。

大垣は菓子店も古い店がなかなか残っていて魅力的でした。
この水の都に夏の盛りや、「大垣まつり」の時にに来てみるのもいいかなと思いました。川べりを歩くだけで涼しくなりそうだし、お祭りは素晴らしい伝統が見られそうだからです。

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