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野田隆著(平凡社新書)

乗り鉄の専門家の野田隆さんが紹介する日本国内の鉄道100景の本です。
僕が気になった路線を書き出します。

「釧網本線」

オホーツク海沿岸を走る唯一の路線で、夏は原生花園といういろいろな花が咲き乱れる場所がよくて、冬は流氷を見る観光列車の「流氷ノロッコ号」が走ります。また、北浜駅はホームの目の前が海で、ホームのはずれには展望台もあるしうです。そして、無人駅ではあるけど「停車場」という名前のレストランが入っていてそれもいいと書いています。
オホーツクの海原を充分に堪能できるそうです。

「羽越本線」

村上~鼠ヶ関の海岸線は笹川流れと呼ばれる奇岩や絶壁の続く絶景風景を見ることができます。
この絶景をゆっくりと観賞したければ、桑川駅で途中下車して遊覧船に乗るという方法があるそうです。

「根室本線」

この路線で見ることのできる十勝峠越えの車窓日本三大車窓のひとつです。札幌方面から東に向かい、新狩勝トンネルを抜けて大きなS字カーブを描きながら峠を下っていくと、雄大な十勝平野を見ることができるそうです。その景色は日本離れして北海道らしいと書いています。。

木次線(島根県)

秘境的な雰囲気と三段スイッチバックが楽しめる路線です。
三段式スイッチバックを体験できるのは出雲板根駅です。

肥薩線(熊本県・鹿児島県)

スイッチバックのある真幸駅があります。また、真幸駅と隣の矢岳駅の間が日本三大車窓の一つになっていて、えびの高原と霧島連山を見渡すことができるそうです。大畑駅ループ線とスイッチバックがある素晴らしい駅です。

次は、駅舎や駅の様子で興味深かったものを紹介します。

阪急電鉄梅田駅

この駅から、京都線、宝塚線、神戸線という三つの路線が集結しているため、九線十面の櫛形ホームがずらりと並んでいます。このホームに阪急の栗色の電車が同時に並んでいる様子は見応えがあるようです。
しかも朝のラッシュアワーを過ぎると、三本の特急電車が10分おきに同時発車するので、かなり壮観らしいです。

東武鉄道浅草駅

東京スカイツリーの開業に伴って、アールデコ様式の建物になりました。このアールデコ様式は1931年の駅ビル完成時の姿に戻したものだそうです。(途中で違う形に改装されていた)
東武浅草駅は正面玄関を入って階段やエスカレーターで2階に上がると、改札口の先にホームが並んでいます。ここは天井が低くて先の方ではホームが急カーブしていて、とても特徴的な駅だと書いています。
また、ホームと電車の間の隙間が大きいために、渡り板が置いてあるということも紹介しています。
僕は浅草駅から隣のスカイツリー駅(業平橋駅)の間は、とても大きくゆっくりとカーブしながら隅田川を見下ろしながら走るという印象があります。今は改良工事が行われているかもしれませんが、あの車窓はたいへんな絶景でした。

原鉄道模型博物館

2012年の夏にオープンしたそうで、見どころはその模型が両手で抱える程大きいことだと書いています。
日本国内だけでなく、ヨーロッパ、アメリカ、オーストリアなど世界各国にまたがり、古典的な蒸気機関車もあるそうです。
巨大なジオラマに立つ人々もそれぞれ表情があって、見ているといつの間にか鉄道模型の世界に吸い込まれてしまうらしいです。

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