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ベスト・コレクション
太田裕美「ベストコレクション」

この曲の作詞作曲はソングライターの網倉一也さんです。そして、1980年に「キリンオレンジ」というジュースのCMソングとして人気がありました。とても明るくポップな曲調が当時の世相に合っていてヒット曲になったと思います。ちょうど、今でいうところのシティポップが人気になってきた頃で、この曲も歌詞といいアレンジといい素晴らしいシティポップだと思います。
今回は歌詞全部を書き出したいと思います。歌詞全体が1980年頃の湘南あたりの明るくて軽い雰囲気と、若者達の気分を見事に言い表しているからです。

南風ーSOUTH WIND-(作詞・作曲:網倉一也)

From the Down Town 街角には気のはやい若者達 洗いざらしの半袖のシャツ 夏を待ちきれず
From the Down Town  目に止まったポスターに去年の夏 ダブらせてしまう ああ今年もまた逢いたい
Let’s Shine おしげもなく晒(さら)した 君の素肌の誘惑
Just Now その瞬間に僕のすべてが変わったのさ 君は光のオレンジ・ギャル

From the Radio 天気予報 週末は晴れそうです それなら自慢の車に乗り 浜辺に行こうか
From the Radio このメロディー 去年の夏のヒットソング 小麦色の肌が 今甦る逢いたい
Let’s Shine 出会いは突然で 目がくらんでしまった 

Just Now 君の瞳の謎を今年は解いてみせる 君は光のオレンジ・ギャル                        

歌詞のどこを取っても夏のワクワク感満載で、すばらしいです。
特に1番も2番も後半部分がいいです。
君の素肌の誘惑に僕のすべてが変わってしまったり、突然の出会いに目がくらんでしまったりするところが若者らしくてわかる気がします。

男性目線の歌の中に、太田裕美さんの持つちょっと中性的な魅力がとてもよく引き出されていて、この曲は隠れた名曲ではないかと聞く度に思います。