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僕の考えるJポップ(あくまで個人の感想です!)

・日本語がメインの歌詞であること(途中の英語は良い)
・生活感がない歌詞が望ましく(生活感の感じ具合は、個人的な尺度ではありますが)、そして
 詞のどこかにやるせなさや、むなしさ、淋しさのようなものが感じられること。(これは重要)
・曲のテンポは選ばないが、メロディーが軽くて次々と流れていくこと

定義を考えてみると、言葉で表すのは難しい事に気付きます。
これから、自分が好きだった曲を少しずつ思い出して書きながら、答えを探れたらと思います。
なるべく、年代を追っていってその進歩についても考えてみます。

はっぴいえんど

スタートはもちろんこのバンドから始めます。
今でも多くの人やメディアが語りに語っている偉大なバンドです。
1970年にアルバム「はっぴいえんど」でデビュー。
メンバーは細野晴臣大瀧詠一松本隆鈴木茂というすごいメンバーで
それぞれの人達の今に至るまでの活躍を見れば、まさに奇跡の集まりと言えるでしょう。
うまいこと、よく出会ったものです。(出会いのエピソードは各種の本、雑誌で紹介されています)
1972年12月31日に解散するまで3枚のオリジナルアルバムを出しますが、当時はあまり
ヒットはしませんでした。

はっぴいえんどの特徴

(1)解散後に太田裕美や松田聖子の作詞で有名になった松本隆の詞に、YMOの細野晴臣と、
「A LONG VACATION」の大瀧詠一がメロディーを付けて、ギターの名手の鈴木茂が演奏して
いるのだから名曲が出来て当然でした。(松本隆はドラム・実はたいへんにうまかった) 
松本隆のはっぴいえんど時代の詞は情景描写に抽象表現が混ざり合う独特なもので
かなり挑戦的な作風になっています。
この手法は歌謡曲ではほとんどやってないと思うので、松本隆が「新しいロックをやるんだ」
という強い意識を持って作詞した事がわかります。
松本隆は当時、いつも本を読んでいたというから誰かの小説などの影響があったかもしれません。

(2)はっぴいえんどの前にはグループサウンズブームがあって、テレビによく出て唄っていました。
曲の間奏はエレキギターを使ったロック調なのだが、歌が始まると急に歌謡曲のメロディーになってしまう曲が多かったように記憶しています。
その辺りがラジオから流れてくる海外のロックとの大きな違いだったと僕は思います。
そのため、ロックミュージックが好きな若者は洋楽ばかりを聴いていました。
はっぴいえんどはアメリカのウエストコーストサウンドを意識した曲作りに、松本隆の日本語の詞を
乗せる事をやったと思います。
当時は日本語でロックは無理という固定観念があった時代だったので、はっぴいえんどは新しい
扉を開こうとしたバンドでした。
これは昔に本で読んだ記憶なので確かではありませんが、曲作りは詞が先で後からメロディーを
つけることで、流れるメロディーを模索したらしいです。

はっぴいえんどの功績

上で見てきたように、日本語とロックの壁に日本で最初にぶつかっていったバンドが
はっぴいえんどだったと言っていいのではないかと思います。
ただ、今改めて聴いてみるとサウンドは全体的にロック的だと思いますが、歌のメロディーがもう一歩軽く流れてない気がすます。
でも、そのザラザラ感に1970年代前半の混沌とした時代の空気が漂っていて、それが良いのです。
いずれにしても、日本のポピュラー音楽の新しい可能性を示したことは間違いないだろうし、
YMO、「A LONG VACATION」は間違いなく日本のポップミュージックの金字塔です。

(敬称は略しました)

はっぴいえんど
風街ろまん
HAPPY END

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