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概要

福井城は1606年に完成し、4重5階の天守を備えていましたが、1669年の火災で天守が焼失してしまいました。しかし、再建はされませんでした。そして、越前松平氏が明治維新まで城主を務めました。
明治維新後にほとんどの建物は取り壊されたため江戸時代のものは石垣以外ほとんど残っていません。

復元

2008年「御廊下橋」が、2018年「山里口御門」が復元されました。
「御廊下橋」は屋根と壁の付いた橋です。

御廊下橋

「山里口御門」は櫓門と棟門で小さな桝形を形成していて、珍しい門です。また、瓦屋根が石で出来ています。

山里口御門

天守跡

山里口御門のちかくには天守跡が残っていて見ることができます。

天守へ続く階段
天守跡の一部

石垣

福井城は石垣がたいへんに美しくて堂々としていて、気持ちがいいです。
切込接ぎの布積みという工法で、石が真っ直ぐ切られていて、継目が横一直線になっている所と、 打込接ぎの布積みという工法で、石は多少でこぼこしているが、継目は横一直線という
2種類があるように見えました。

堀と石垣

現在

本丸跡には福井県庁と福井県警の大きなビルが建っています。
堀と石垣のなかに建つその建物は城ではありませんが、福井市や福井県の今でも中心であることに変わりはないです。そのためか、福井城跡は福井市の街並みと同じように明るく、歩いていて気持ちが良いです。

堀と県庁

福井城址のサイトhttps://www.fuku-e.com サイト内検索➡「福井城」

国の名勝「養浩館庭園」

福井城址から徒歩10分くらいで「養浩館庭園」に行くことができます。

福井藩主の別邸として1600年代の中頃から整えられ、1700年頃現在の形のなったと
考えられています。
池が中心にあり、数寄屋造りの屋敷と池を取り囲む道から、様々な景色が観られるようになっています。

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池と屋敷

見どころ

池の周辺は小砂利が敷き詰められている。これは平安時代の手法で現存しているのは、ここだけ
だそうです。

池の西南の小山には福井市内にある足羽山から採掘された笏谷石(しゃくたにいし)が使われています。
また、飛石には雄島の流紋岩や敦賀半島の黒雲母花崗岩など福井県内の有名な石が敷かれており、
紫、緑、だいだい色など鮮やかな色をしています。

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敷かれた・石

屋敷の中は、「御座ノ間」「御月見ノ間」などがあり、螺鈿細工を施した脇棚などを鑑賞できます。
それぞれの部屋の窓の下は池になっていて、池の美しさを十分に楽しめます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC_0140-scaled.jpg
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いろいろな池の見方が楽しめる

個人的感想

庭の大きさはさほど大きくないですが、それが気持ちを落ち着かせてくれて心地良いです。
池の周りの小道を歩いても、屋敷の窓越しから見ても、この庭の気品の高さを感じない訳にはいかないです。京都から180㎞ぐらい、名古屋からは160㎞くらいしか離れていなくて、影響は少なからず受けていると思いますが、遠くもなく、近くもないその距離感が素晴らしい文化を作ったと思います。
そして、この気品高き福井から幕末動乱の時代に松平春嶽公をはじめ、数々の偉人が出現したのは 偶然では無かったと庭の池を見ながら思いました。

養浩館庭園のサイトhttp://www.fukuisan.jp ➡養浩館庭園

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